阿部詩が金メダル!兄・阿部一二三は銅、武岡毅は世界柔道選手権で初優勝の快挙!

ハンガリーのブタペストで開催中の世界柔道選手権で、日本柔道界にとって明るいニュースが飛び込んできました。女子52kg級では阿部詩選手が圧巻の試合運びで金メダルを獲得しました。男子66kg級では、兄の阿部一二三選手が準決勝で負けて、残念ながら兄妹優勝は達成できませんでしたが、3位決定戦では勝って銅メダルを獲得。阿部一二三選手と同じ男子66kg級の武岡毅選手が、見事に初優勝を果たすという快挙を成し遂げました。


阿部詩、王者の貫禄で金メダル!

妹・阿部詩選手は、予選から決勝まで全て一本勝ちという圧倒的な強さで、堂々の金メダルを手にしました。試合後のインタビューでは「この日のためにすべてを注いできた」と涙を見せながらも笑顔を見せ、観客からは大きな拍手が送られました。


阿部一二三、悔しさにじむ銅メダル

兄の阿部一二三選手は準決勝で惜しくも敗れたものの、3位決定戦では残り30秒を切ったところで見事な大内刈りで一本勝ち。銅メダルという結果に「悔しいが、次に向けてのステップ」と語り、2028年ロス五輪へ向けて意気込みを新たにしました。


武岡毅、初出場で堂々の世界王者に!

もっとも会場を沸かせたのは、初出場の武岡毅(たけおか・つよし)選手。阿部一二三選手と同じ男子66kg級という激戦区で、冷静かつアグレッシブな柔道を展開。準決勝、決勝ともに延長戦を制し、初優勝の快挙を成し遂げました。

武岡選手は「夢が叶った。これからのキャリアの第一歩」とコメントし、SNS上では“新たな柔道ヒーロー誕生”と大きな話題になっています。


まとめ

今回の世界柔道選手権は、阿部兄妹の存在感と、武岡毅選手という新たなスターの誕生が際立つ大会となりました。ロス五輪へ向けて、さらなる飛躍が期待される3人の今後の活躍に注目です。

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